依頼するべき探偵の選び方

探偵事務所というのはもちろん名探偵コナンのように警察が手を焼く難事件を解き明かすような職業ではありません。

「浮気調査」「素行調査」「身元調査」「所在調査」「行方調査」「盗聴器発見」等々を行うのが主な業務です。

探偵事務所には大きく分けて2つあり、「大手」の会社として従業員が複数いる探偵事務所と、小規模で「個人」が運営する探偵事務所に分けられます。

※ちなみに、興信所と探偵事務所にはパンケーキとホットケーキぐらいの違いしかなく実質的な違いは殆どありませんので同じものと考えて構いません。

大手と個人事務所、どちらがいいのか

まずは、大手の会社と個人経営の探偵事務所のどちらに依頼するかを軸に考えましょう。

例えば、浮気調査を頼むとして、遠距離にいるパートナーの浮気を調査してもらうなら、全国に支部を構える大手の探偵事務所に依頼する方が効率的なのは間違いありません。

しかし、同じ地域に住むパートナーの浮気調査なら、個人経営の探偵に頼んだ方が、土地勘がある場合が多いですし、価格も安く済みますのでお得でしょう。

選ぶ基準として大切なのは「価格」「人手」「信用・人柄」の3点ですね。

「どこにいるか分からないが行方をくらました○○さんを見つけてほしい。」という依頼だと、少人数では難しいですから大手の探偵事務所に頼んだほうがよいかもしれません。

大手なら口コミやイメージを大切にしますので一応の信用はおけると思いますが、その分費用が高額になりがちです。

また、依頼した時に話した人と実際に調べる人は別だったりすることも多いですので、その人なら信じられると思って話しても、別の人に話が伝わっていたりという事も有ります。

個人ならその人が直接調査を行ってくれますので、人柄を見て頼むなら個人の探偵事務所の方が良いでしょう。

最近はほとんどの探偵事務所が公式サイトを出していて、無料のメール相談を受け付けてくれるところも多いです。

その際に名前など個人情報を出す必要がないところもあるので、聞きたいことがあるなら思い切ってメールを出してみてもいいでしょう。

その時の返答が親切かどうか、具体的な部分をぼかさずにちゃんと分かりやすく教えてくれるか。そういった点をあらかじめ確認しておくと、選ぶ際の一つの基準になります。

料金に関しての詳しい説明を避ける事務所や、専門用語を多用するような事務所は避けて、納得のいく説明と、料金何故それだけかかるのかしっかりとした根拠を挙げてくれる事務所を選ぶべきです。

いずれにしても、実際に会って話してみて、この人になら任せても大丈夫だと思える所に依頼するのが一番です。

デリケートな問題ですから、口コミや評判だけでなく、自分が信じられるかどうか、説明が分かりやすいかどうかという点を大事にして、折り合いがつく探偵事務所で依頼しましょう。